ごせつめい
新作映画「デッドプール&ウルヴァリン」を楽しむためにはX-MEN・MCU作品の予習が必要であることを知った筆者。
ただのデッドプールファンが、正直好みじゃないアメコミ系映画に向き合うシリーズ。
以下、ネタバレ全開の感想です。
一読推奨の詳しい経緯…シリーズ第一回
X-MEN(2000)
金曜ロードショーとか午後のロードショーで観たことあっても良さそうだと思っていたんですが、全部観た結果なんにも記憶になかったので初見でした
でも冒頭の強制移送で母親と引き離されるシーンだけすごい観たことある気がするんだよなぁ……
ウルヴァリンは観た(はずな)ので、ウルヴァリンの作中で同じシーンが使われてたのかな
次作を観るための登場人物備忘録
穏健派の校長先生プロフェッサーX 対立してる旧友マグニートー
主人公ウルヴァリン 助けられた少女ローグ
ウルヴァリンが惚れた科学者ジーン ジーンの彼氏サイクロップス
仲間のストーム 青い敵の女ミスティーク
24年前の映画ということで、ほぼ四半世紀前か
第一印象・最近のアメコミ映画と違うところは、CGの精度と人種マジョリティ率ですかね
あと「ご覧の通り悪役でござい」と言わんばかりのビジュアルの敵たちが一周回って新鮮でした
露骨な野蛮さ・醜さ・バカさで、気持ちよくぶっ倒されるためのおどろおどろしい造形
今だとルッキズム的に厳しかったりするんでしょうかね??ポリコレの空気読む感じだと
ここから先は、令和に観る無印X-MENに今更目新しさも特に無いので、うっすい感想になってしまうんですが
この……スーパーヒーロー・スペクタクルならではのやつ、登場人物の心情に「強大な能力を持ってしまったが故の云々」が要因となって生じる葛藤とか軋轢
人間ドラマ映画じゃないので、このちょっと完全には共感し難い心情をさて置いてこれから観続けることになるわけなんだなと改めて感じます
あとは間に合うのかい?!間に合わないのかい?!みたいなスリリングさを煽り立てるチキチキ引火レース演出
そしてウルヴァリンとジーンとサイクロップスの間に巻き起こるギスギスした痴情のもつれ
これなんだよ……こういうところが好みじゃないんだよ……
やめちまえ
もうこの時点でシリーズ化することが大前提の映画で、「第一話を観る」みたいなモチベーションで観るのが正解なんですよね
ちなみに私は次の話を観ようという興味が持たないので連ドラが苦手で、映画の方が好きです。やめちまえて。
でも今はデッドプールというエサを鼻先にぶら下げられているので走り続けます
でも鑑賞を続けるに連れ、このクラシックスタイルの無骨で硬派なウルヴァリンがデップーちゃんと絡むの……??という確定した未来が効いてワクワクしてきました
正しく楽しめる希望が見える……
それに私は単純なので、映画一本見終わる頃にはウルヴァリンにもローグちゃんにも愛着が芽生え出しました
ちなみに1.5倍速で観たりとかはしてませんからね!
等倍でじっくり観ることによる登場人物との親近感を鑑賞のモチベにしていきたいと思います
次回は「X-MEN2」に向き合います
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