ごせつめい
新作映画「デッドプール＆ウルヴァリン」を楽しむためにはX-MEN・MCU作品の予習が必要であることを知った筆者。
ただのデッドプールファンが、正直好みじゃないアメコミ系映画に向き合うシリーズ。
以下、ネタバレ全開の感想です。
一読推奨の詳しい経緯…シリーズ第一回
X-MEN2（2003）
上映時間２時間超え長いよ！！！
前作無印から3年後に公開された正統続編
かなりCGが進化しててこの時期の３年のデカさを感じました
次作を観るための登場人物備忘録
ローグの彼氏ボビー マグニートーに引き抜かれちゃった友達パイロ
悪魔みたいな見た目のクリスチャンカート
ミュータント全滅させようとした普通人間ストライカー
（テレパス拡張マシンセレブロ）
2作目にして悪の親玉との共闘・仲間の闇堕ち・ヒロインの死を惜しみなく盛り込んできた
前作より面白かったです
マルチな方面で有能すぎるミスティークさんと新登場のカートが好きになりました
ミスティークさんウルヴァリンに気があるの……？
ありのままの自分で生きるために戦ってるんだろうなあとは思うけど、それ以外の感情があんまりわからないんですよね。どれくらい本気でマグニートーを慕ってるんだろう
パワーバランスを見ると、マグニートーのウィットに富んだ口振りでカリスマ感を演出しつつ、それをダシにする勢いで超能力による人心掌握・洗脳のチートっぷりが目立ちました
ちょっとやそっと口車で人を操るのがうまくてもたかが知れてます
最後の方でプロフェッサーたちはほとんど脅迫に近いことを大統領に対してやってましたが、あそこにジョナサンがいればジッと見つめるだけでミュータントに対する恐怖すら与えずに、思うようにしゃべらせちゃうことができたはずなんですよね
セレブロで拡張したプロフェッサーの能力はもはや全知全能に近く、今作で悪用されかけてしまった時点で存在自体が許されるのかどうかグレーじゃないですか？？
あと前作に引き続き人種差別問題を露骨に全面に押し出しつつ、宗教の要素も入れてきました
どっからどう見てもTHE悪魔なビジュアルのクリスチャン、カート。見えるものだけ信じるな≒見た目で判断するなというメッセージが今作の中心でしょうか
最後にプロフェッサーが窓の外を見つめて笑っていたのは、ジーンがいるからではないかというのが灰色の脳細胞による推理です
（世界のどっかで生きてるにせよおばけにせよ）
ウルヴァリンが「死んだ死んだ」って爆速でジーンの死亡を断定しただけで生存説もありますよね、あとストライカーもワンチャンまだ生きてる？
死体が上がってない限り、あとでなんとでも「あの時、実は間一髪……」とか言い出せるからな……
ケリー上院議員以外は死んだ確証持ててないぞ
X-MENオリジナルシリーズは一応次作で一区切りらしい
個人的にはこれからもカートが活躍してくれたら嬉しいな
結構お人好しで地味な普通の人って感じのキャラクターが好きなんですよデッドプールのファンが何を言ってるんだと思われるかも知れないけど
次回は「X-MEN：ファイナル ディシジョン」に向き合います
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